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PHASE 01 / INITIAL VERIFICATION

工場屋上における
初期プロトタイプの
設置と飛来状況の観測

本装置(初号機)は、開放構造下におけるカラスの接近経路および侵入プロセスの特定を目的に開発。
まずは、カラスの飛来が常態化している工場屋上にて実証実験を開始しました。

検証結果:1か月間カラスの飛来なし

プロトタイプ(初号機)外観

■ 設置目的

侵入行動の特定

​開放構造におけるカラスの接近経路および侵入プロセスの特定を目的に開発。実地検証を通じた初期行動データの抽出を行う。

■ 検証条件

計6地点への餌設置

装置内2地点、周囲4地点の計6箇所に餌を配置。あえて強力に誘引し、常に狙われる高負荷な状況下で忌避・防護性能を厳格に観測。

■ 主要な発見

期間中の飛来数ゼロ

計6箇所の餌設置にも関わらず、期間中の飛来および接触は未観測。本装置の存在がエリアの忌避性に寄与したか、次フェイズにて設置環境を変え再検証を行う。

VERIFICATION VIDEO

検証動画:実証実験 第1フェイズ

屋外設置環境における約30日間の飛来状況観測

※設置期間中のサンプリング調査および、定期的な餌の残量確認に基づき構成しています。

■ 観察ポイント

1. 高負荷誘引条件下での「不変」

装置内2地点、周囲4地点の計6地点へ餌を配置。

1ヶ月間、全地点の餌が一度も荒らされなかった「痕跡の不在」を確認。​

2. 構造物による「異物感」の創出

金属フレームとネットによる構造が、カラスに警戒対象としての 違和感を提示。

視覚的な情報が接近を阻害した可能性を分析。

3. 「飛来数ゼロ」という観測データ

期間中のサンプリング調査において、個体の着地・接触は一切なし。

この静止状態を基準値とし、次フェイズの過酷な実環境検証へ繋げる。

ANALYSIS

状況分析:第1フェイズの総括

実験詳細(餌の状況)1
実験詳細(餌の状況)2

[判定]初期忌避効果を確認

[要因]構造物への新奇恐怖

設置環境:工場屋上(特殊環境)

人通りが少なく、カラスにとって視界が開けた場所。本来であれば警戒心が薄れ、容易に餌に近づける環境。あえて周囲に『むき出しの餌』を置くことで、装置の防護性能を相対化し、比較検証のベースラインとした。

​餌への無反応を考察

画像の通り、装置内外に計6カ所の餌を配置。これだけの誘引条件がありながら,1か月間「完封」した事実は構造物における強い心理的障壁を示唆している。

■ 実証実験 第1フェイズ 総括

1ヶ月間にわたる検証の結果、計6地点の誘引剤に対する接触は皆無であり、初期プロトタイプがカラスの心理的障壁として機能した可能性が高い。

しかし、工場屋上という特殊環境下では「個体数そのものが少ない」という懸念が残る。この「静寂」が装置の性能によるものか、単なる環境要因かを切り分けるため、次フェイズではよりカラスの生活圏に近く、個体密度が高い「郊外のグラウンド」へとフィールドを移し、実環境での耐性検証へ移行する。

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