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PHASE 05 / 2号機改 / 郊外グラウンド / 1か月

郊外グラウンドにおけるプロトタイプ2号機改の最終防御性能の観測

直線から曲線へ。半円状のワイヤを重ねて配置する新構造を採用し、隙間を縫うカラスの技を物理的に無効化する最終実証を行いました。

検証結果侵入・取得なし。実証実験に成功

設置目的

隙間をなくした「アーチ防護」

羽をたたんで隙間を通り抜けられないよう、半円状のワイヤを交互に重ねて配置。直線的な隙間をなくし、「どうやっても通れない形状」をつくる。

検証条件

ワイヤ形状の根本的な刷新

これまでの直線ワイヤをやめ、半円状のワイヤを交互に配置。単純には通り抜けられない形状にすることで、カラスに「アプローチの余地」を与えない。

主要な発見

構造による行動制御の完遂

カラスは接近・観察を繰り返したが、侵入ルートを見つけられずに攻撃を断念。1週間以上にわたり内部の餌が守られ、構造の最適化による行動の抑制を確認した。

実証実験 第5フェイズ:半円状ワイヤの多層配置による完全遮断

Observation

観察ポイント

  1. 形状による視覚的な効果

    直線から半円状に変えたワイヤ部。複雑に重なり合う曲線が、通り抜けられないことをカラスに視覚的にも示している。

  2. 接近するも攻撃に至らず

    ベンチから至近距離で観察を続ける個体。第4フェイズのように「隙間を縫う」ポイントを見つけられず、攻撃行動そのものが抑えられている。

  3. 1週間以上の完全防御

    しつこい観察をはね返し、内部の餌は手つかずのまま。約7か月の検証の結論として、この「アーチ構造」がカラス対策の決め手になることを確認した。

設置期間中のサンプリング調査と、定期的な餌の残量確認にもとづいて構成しています。

Analysis

状況分析:第5フェイズの総括

判定
実証成功:物理的・心理的な封鎖
要因
ワイヤ形状の変更による「通り抜け」の無効化

カラスに「攻略をあきらめさせた」構造

第4フェイズでカラスが見せた「羽をたたんでするりと抜ける」技に対し、「半円ワイヤを重ねる」という答えを出した。まっすぐな隙間が続く直線とは違い、半円を交互に重ねることで、カラスの目から見ても「通り抜けられるルート」が消えた。ワイヤに触れるのを嫌がる性質はそのままに、「どこからも体が通らない」状態をつくったことで、攻撃そのものをあきらめさせた。

総括

最終段階となる第5フェイズでは、直線的なワイヤ配置をやめ、半円状のワイヤを重ねて配置する新構造を導入した。その結果、不安定なローラー上で体勢を保ちながら隙間を縫うというカラスの適応行動を封じ込めることに成功した。1週間以上にわたり餌が守られた事実は、「カラスを力で排除するのではなく、構造であきらめさせる」という本プロジェクトの目標に到達したことを意味している。

Contact

設置場所や条件に合わせてご提案します。

サイズ選びやお見積り、設置場所の確認までお手伝いします。「置けるかどうかだけ知りたい」といったご相談だけでも承ります。補助金の申請に必要な見積書のご相談も可能です。

窓口:FREIWALK/contact@freiwalk.com